「秋が深まるにつれて、手足の末端が氷のように冷たくなる」
「お風呂で温まっても、布団に入ると足先が冷えてなかなか眠れない」
10月中旬を過ぎ、寒暖差が大きくなると「冷え対策」が欠かせなくなってきます。
本日10月17日は「貯蓄の日」(神事である神嘗祭にちなみ、勤労の収穫に感謝して蓄えを励む日)。
将来のために「お金の貯蓄」をするのはとても安心なことですが、私たち40代・50代の女性にとって、もうひとつ今からコツコツ溜めておきたい大切なものがあります。
それは「筋肉(筋肉貯金)」。
筋肉は、身体の約6割以上の熱を生み出してくれる「天然の発熱プラント」なのです。
この記事では、「末端の冷えを感じやすくなる理由」「家の中で手軽にできる自重トレーニング(筋肉貯金)」「生活の中で運動を楽しく習慣化するコツ」「今日できる心弾むセルフケア」について、ご紹介します。
無理をせず、日常の中で心地よく身体を育み、巡りの良いぽかぽか温かい私を目指していきましょう!
10月17日は貯蓄の日!大人女性に必要な「筋肉貯金」とは?
「冷え対策に厚着をしたりカイロを貼ったりしているけれど、なかなか根本的に温まらない」と感じたことはありませんか?
筋肉は自ら熱を生み出す「自家発電源」
私たちの体内で熱を作る最大の臓器「筋肉」。
運動をしていない時であっても、筋肉はつねに代謝を行って体温を維持してくれています。
しかし40代以降は、女性ホルモンの変化や日常の活動量の減少によって、何もしないと年に約1%ずつ筋肉量がゆるやかに減少していくと言われています。
筋肉という「発熱装置」が減ると、外側から服やカイロで温めても、自分自身で熱を生み出す力が弱いため、手足の末端に温かい血液が届きにくくなってしまうのです。
今から始める!「筋肉貯金」が将来の体を支える
「貯蓄」と同じように、筋肉も一朝一夕で急激に増えるものではありません。
だからこそ、キツい筋トレを短期間だけ頑張るのではなく、日々のちょっとした動きの中で「筋肉に刺激与えて、継続的に増やす」という考え方が、大人世代にはぴったり。
今から筋肉貯金を始めておくことで、冷えに悩まされない巡りの良さはもちろん、姿勢の美しさや将来の丈夫な足腰というリターンが返ってきます。
自宅で道具不要!大人女性のための「ゆる自重トレーニング」3選
特別な器具やジム通いは不要です。
自宅のすきま時間に、自分の体重だけを使って安全に行える「自重トレーニング」をご紹介します。
全身の巡りを促す「椅子を使ったスクワット」
太ももやお尻には、全身の筋肉の約7割が集まっています。
下半身の大きな筋肉を動かすことが、効率の良い筋肉貯金になります。
◎やり方
①安定した椅子の前に立ち、足を肩幅よりやや広く開きます。
②息を吐きながら、お尻を後ろに引くようにして、椅子に腰かける直前までゆっくり膝を曲げます。
③息を吸いながら、足の裏全体で床を押して元の姿勢に戻ります。
◎ポイント
5〜10回程度、呼吸に合わせて優しく行います。
お尻や太ももの裏側に心地よい温かさを感じられたら大成功です。
末端の冷えを吹き飛ばす「かかと上下(カーフレイズ)運動」
「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋肉は、足元に溜まりがちな血液を心臓へ押し戻すポンプの役割を果たしています。
◎やり方
①壁やキッチンのシンクに軽く手を添えて立ちます。
②息を吐きながら、背のびをするように「かかと」をゆっくり高く持ち上げます。
③息を吸いながら、かかとが床につくギリギリまでゆっくり下ろします。
◎ポイント
歯磨き中やキッチンの加熱待ち時間に10回ほど行うのがおすすめ。
ふくらはぎが刺激され、温かさが巡りはじめます。
ぽっこりお腹と背筋を整える「壁押しゆったりプッシュ」
床での腕立て伏せはハードですが、「壁を使った腕立て伏せ」なら無理なく胸や体幹の筋肉をほぐせます。
◎やり方
①壁から一歩離れて立ち、両手を肩幅より広めに壁につけます。
②肘を曲げながらゆっくり壁に胸を近づけ、壁をグッと押し返します。
◎ポイント
10回ほど行うと肩甲骨の周りがほぐれ、肩こりや上半身の冷え対策にも心地よい刺激となります。
頑張らないから続く!日常に「筋肉貯金」を組み込む楽しむ工夫
運動を「めんどうな作業」にしないためには、生活の中に楽しく溶け込ませることが大切です。
「ついで運動」で生活の導線に組み込む
わざわざ「運動の時間」を作ろうとすると億劫になります。
キッチンの湯沸かし中に「かかと上げ」
信号待ちやテレビのCM中に「お腹を凹ませて深呼吸」
階段を見つけたら「エスカレーターに逃げず、積極的に階段を使う」
このように「〇〇しながら」「〇〇のタイミングで」行う仕組みを作ると、気負わずに毎日筋肉貯金が貯まっていきます。
運動した後は「温かいご褒美ドリンク」でリフレッシュ
がんばって身体を動かした後は、お気に入りの和ハーブティー、生姜湯、ホットミルクなどを淹れて、ホッと一息つく時間をセットにしましょう。
「動いた後に嬉しいご褒美がある」という達成感が、毎日をワクワクしながら続けるエネルギーになります。
【Q&A】大人の筋肉貯金と冷え対策に関するよくある質問
Q1:運動すると疲れてしまい、翌日に響いてしまう。
A:回数や強度を半分に減らし、「物足りないくらい」でストップしておきましょう。
大人世代のトレーニングで大切なのは「疲労を残さないこと」。
10回が辛ければ3回でもOK。
「もう少しできそう」と思えるくらいで終える方が、結果的に長く続けられます。
Q2:プロテイン(タンパク質)は飲んだ方が良い?
A:毎日の食事の中で「お肉、魚、卵、大豆製品」を意識して摂ることから始めてみましょう。
プロテインを無理に摂らなくても、朝食にゆで卵を1個足したり、お味噌汁やお豆腐・納豆や豆乳を添えるなど、毎食の片手に乗るくらいのタンパク質を意識するだけで、筋肉の材料を補うことができます。
Q3:どれくらい続けると冷えへの変化を感じられる?
A:個人差はありますが、2〜3週間ほど「小さな習慣」を続けると、ぽかぽか感を実感しやすくなります。
まずは今日、かかと上げを5回やって「今日の貯金完了!」と自分を褒めましょう。
ポジティブな気持ちが、巡りの良いカラダを育てる習慣になります。
まとめ:カラダの中に「発熱資産」を蓄えて、心地よい冬へ
10月17日の「貯蓄の日」をきっかけに始めたい、大人の筋肉貯金と冷え対策についてお伝えしました。
筋肉は身体の中で熱を生み出す「自家発電」の大切な源
スクワットやふくらはぎのかかと上げなど、自宅でできる「ゆる自重トレ」から始める
生活導線の「〇〇しながら」を活用し、無理なく日常に組み込む
タンパク質を含む優しい食事と温かいご褒美で、心身を慈しむ
未来の自分に贈る最高のプレゼントは、温かくしなやかに動ける「健やかな身体」。
今夜はお家で少しだけ伸びをしたり、足首をくるくる回したりして、自分の中に筋肉貯金を積み重ねていってください。
👉あわせて読みたい関連記事
次回予告:
10月18日は「世界更年期の日(ワールド・メノポーズ・デー)」!
明日10/18のテーマは、【10/18世界更年期の日】40代からの揺らぎ期を心地よく乗り切る!自分の体調パターンを知る「ご自愛ノート」です。WHO(世界保健機関)が制定した国際デーにちなみ、更年期特有のココロとカラダの波をやさしく観察し、自分らしく心地よく過ごすための「ご自愛ノート(体調記録)」の楽しいつけ方と向き合い方をお届けします。
どうぞお楽しみに!
「MYスタンダード」は、これからも大人になった私たちの日常に寄り添い、心地よい定番と習慣を育むヒントをお届けしてまいります!
👉あわせて読みたい関連記事:365日のケア:10月